水槽のヒータ断線
熱帯魚水槽のヒータが断線した。
朝,水槽のガラスの外壁に触ると,冷たい。水温計は15℃。
温度コントローラはON状態である。テスターでヒータの抵抗を測定すると∞。
電圧を測定するとAC97V。トライアックによるON/OFF制御らしい。
とりあえず,隣室との引き戸をあけ,室温の上昇を図る。
午後,交換用ヒーターを購入。今度は,100Wの物で,少しサイズが大きいものにした。熱流束を下げれば少しは信頼性が高くなるとの希望的観測。
45cm水槽なので,約40Lの水が入っている。
100W=24cal/秒なので,目標温度25℃まで10℃昇温しなければならない。水槽壁面からの放熱を無視しても,約16000秒=4.6時間掛かる。制御状態に入るまでには5時間程度掛かるだろう。
30分で1℃の昇温率だ。温度上昇率を1hモニターして放置。
ヒータ取り扱い説明書を真面目に見る。1年程度を目安に交換を勧めている。
水に濡れた状態でAC100Vに感電すれば,かなり危険だろう。前回のヒータ断線時に分解したらヒューズが切れていた。ヒューズ材料を選んで漏水時には早く切れるようになっているか,防水機能部品が劣化する前にヒューズが切れる工夫がなされているかもしれない。
設定温度の25℃に達して,制御動作を確認してこの作業は終了。
被害は16匹いるネオンテトラ1匹が昇天。
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