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    私への講演、セミナー、技術指導などのご依頼はこちらまで↓ okayamaproあっとまーくyahoo.co.jp  あっとまーくは半角の@にしてください
  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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新刊

  • 岡山 努: アナログ電子回路の基礎と入門!これ1冊

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2008年3月24日 (月)

回路屋の新人時代

私は若いとき転職を経験している。もう,40年前のことである。

転職を考えたときから,アナログ屋を目指した。

応物出身の私には系統だった回路の知識は無かった。

そのころ,東京近郊に住んでいたので,大手本屋さんに行き,SEEC(Semiconductor Electronics Education Comimittes)の訳本を入手した。半年掛かって,全7冊を読んだ。日本には,当時類書はなかった。半導体の基礎から始まり,回路の限界や回路構成のハンドブックまで含む。そうそうたる訳者が名を連ねている。

この本が回路屋としてのその後の設計技術の元になった。その後も,何冊か原書の名著にであった。

今の若い方たちの多くは本格的な専門書を読むことが少ないような気がする。

系統だった知識・技術は本の力を借りなければ,容易には身につかないと思う。

基礎知識と,技術的戦略の手ほどきがあってはじめてアナログ屋は育つ。

個人的自己努力あっての技術力向上である。

その上で次の会社に採用された。

回路かソフトかの選択肢はあったが,無論回路を選んだ。その当時からソフト屋さんの残業は凄まじいものがあった。私の体力では到底勤まらない職種である。

新職場での最初の仕事は,ある回路のハイブリッドIC化バージョンの性能試験であった。指導者との意見の相違はあったが,採用不可の結論を最終的に出した。YESの答えを出すことは短期的にはやさしい。受け入れやすい。しかし,長期的にみれば,掛け値なしの判断がその後の運命を決める。

アナログエンジニアは,技術的な嘘をつくことは無い。ついたら最後,泥沼のエンジニアモードが待ち受ける。

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随想」カテゴリの記事

コメント

応用物理の5513様がどのようにしてアナログ回路のスペシャリストになられたのか、と思っておりましたが、やはりご苦労されているのですね。私は絶えず、易き方に流れ、ごにょごにょごにょ。まあ、その後にいろいろ勉強しましたから。自分で積極的に修得したものはけして裏切らないなあ、思う今日この頃です。

アマサイ様 こんばんは。

応物は一応何でも習います,習わせられます。その代わり,卒業してからが勝負です。自己流で,学術の流れとは少し異なる道を歩きました。
その分,馬鹿みたいな基礎実験をずいぶんやりました。

5513様、初めまして。
ちょくちょくブログを拝見させていただいてます。
本格的な専門書ですが、5513様お奨めの書籍がありましたら教えていただけませんでしょうか?
丸善に行って探してみましたが、SEECのようなシリーズものはありませんでした。
(ちなみにオペアンプ基礎回路再入門、これならわかるアナログ電子回路基礎技術は購入して、勉強しています。)
このブログを読んで、自宅での勉強用にアナログオシロの購入を検討中です。。

通りすがりのファン様へ

半導体物理と回路を結ぶ本として,「アナログ集積回路設計技術」グレイ/メイヤー共著,永田穣訳,上下(培風館),一冊4000¥くらい ならひょっとして手に入るかもしれません。
無ければ,集積回路工学(1)(2),コロナ社,永田穣著は手に入ると思います。最近改定されていると思います。
あと,「半導体物理」関係の本は適宜。
SEECは45年前の訳書なのでもう手に入らないと思います。
私の「ダイオード・トランジスタ回路」は半導体物理と回路モデルを結ぶのイントロ部が数章あり少々覚悟して読む本ですが,OPアンプはわかるがトランジスタ・ダイオード回路はどうも・・という方がお使いになっています。

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