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著作

  • 共著:「次世代センサハンドブック」培風館(2008)、「マイクロセンサ工学」技術評論社(2009.8)
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    私への講演、セミナー、技術指導などのご依頼はこちらまで↓ okayamaproあっとまーくyahoo.co.jp  あっとまーくは半角の@にしてください
  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

専門とする事項

  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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新刊

  • 岡山 努: アナログ電子回路の基礎と入門!これ1冊

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2008年4月28日 (月)

アナログ回路さまざま

アナログ回路屋さんといっても,テリトリーはさまざまである。

個別部品で組む回路なら帯域20MHzは厳しい。集積回路の中ではほぼ同じ設計技術で300MHz程度はいけるだろう。

通信技術は,別の体系をもつ。

もっと高周波になれば,分布定数回路になり逆にそれなりの扱い方ができる。

電源回路も比較的独立した世界で,特有の課題群を扱いしかも,コストの制限が厳しい。

デジタル回路もゲート,レジスタレベルで見れば高度でかつ高速のアナログ回路である。デジタル回路設計は,多くの回路設計者にとって,いまやプログラミングに近い手法で論理合成を行う時代になった。しかし,デジタルのタイミング問題が絡む課題が生じれば,アナログがわかる人が居ないと大騒ぎになるのが通例である。

このため,わたしは,いつも自分の得意分野を示したうえでアナログ屋を自称することにしている。

これら総ての分野に精通することはかなり困難である。

現在は,さまざまなアナログLSIが出現し,かつ内部の等価回路が示されることはほとんどない。そのようなASICは指定どおりに使うしかない。ここでもアナログ回路のブラックボックス化が進行しつつある。

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