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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2008年9月 7日 (日)

弓の強さ

リカーブボウの強さと矢の初速の関係は,結構複雑である。

まず,弓の強さは重量ポンド単位で表され,引き尺はインチ単位である。

通常の体格の方は,引き尺は26-27インチ程度(65cm前後)である。弓の公称強さは,メーカーや機種によって異なるが,引き尺を指定してポンドが決まる。

引き尺の測定原点は弓のハンドルの体側からふつう測定する。

ほとんどのリカーブボウの強さFと引き尺Sの関係は,Sが大きいとき測定原点を0とするフックの法則に近い直線となる。

弦を張った状態で,20-25cmくらい,測定原点から離れた状態がストリングハイトである。この状態で引き重量は0である。そこから引いていくと,測定原点のグリップから直線状のF-S曲線に漸近する。したがって,蓄積エネルギーは引き尺の2乗より厳しく影響する。

指定された引き尺より短いと弓は弱くなり,長いと強くなる。

強さは,引き尺に比例する。これを実質ポンドと呼んでいる。矢速はF-S曲線の面積に比例するので,引き尺の影響は,その2乗より強く矢の運動量を決める。

弓に蓄積され矢に伝達されるエネルギー効率は,用具によって異なり,50%~90%の範囲にあると小数サンプルでは確認している。

矢速は同じ矢,同じタイプの弓なら実質ポンドの平方根に比例し,競技距離が変化した時の照準変化は実質ポンドに比例することになる。

引き尺が短いときには,軽量かつ剛性の低い矢を使えるので上述したより,ポンドの影響は軽減できるが大きく大勢に影響することはないだろう。

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