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  • 単独著
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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2008年10月 4日 (土)

照準器の修正

アーチェリーでは,ベアボウ部門を除いて照準器を使用できる。

基本は,着弾の中心に照準器の位置を合わせればよい。

これは,着弾中心が下にずれているなら照準器の位置を下に下げる。上にずれているなら照準器の位置を上げる。左右も着弾のずれ方向に照準器を移動させる。

照準器の移動距離lは,着弾誤差Δと競技距離Lと目と照準器の距離Sで決まる。

l=Δ・S/L である。

lは70cm前後であるので,7mの距離ではΔ=10cmなら照準器の位置は1cm変えなければならない。

Δ=10cm,競技距離70mなら照準器の位置移動は1mmである。

70mで10点中心に合わせるには,10点の半径が6.1cmなので,コンマ1mm台の調整になる。

アナログエンジニアの身体能力は,70mで10金を狙えるほど姿勢が安定していない。

照準の正確な調整には,それを支える射の安定性が前提となる。

工学においても,それぞれの技量に応じて見える世界が違ってくるような気がする。

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