箱根の秘密箱
目的は義父母の卒寿のお祝い&ひ孫との初対面。
90歳であの行動力はすごいな。
そこまでの年齢になるには,あと30年近くある。色々な方々とコンタクトしなければ,そして動いていなければ と思う。
箱根で出会った秘密箱。開けるには14ステップの操作が必要である。木工品であるが精巧な造りである。構造的にインターロックがかかっているので,私は最初開けるのに苦労した。我家のさちは説明書も見ずにすらすらと開けた。コツは押して駄目なら引いてみる。その時点で動くところは動かしてみることらしい。私にはできない業である。数学系と工学系の違いなのか。
箱の外装は,箱根の寄木細工。会館に立ち寄り工程を見学した。模様の線やブロックは総て木を集めて接着し特定の角度で切り出し接着したものを大型の鉋でスライスしたものである。箱の後ろに見えている模様は,そのスライスした化粧板で厚みは0.1mm程度。スライスしないまま製品にしているものもある。
箱根寄木細工,面白いそして独特の風合いを持つ。模様の形成プロセスも面白い。同じ手法を幾度も繰り返し,見事な模様をつくる。
アナログエンジニアの設計手法もまた,しつこいほどの類似した計算の繰り返しかも知れない。
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