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  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2008年11月12日 (水)

プレゼンテーション技法

企業などでよく使われるのはパワーポイントか。

発表やプレゼンテーションを聞くとき,アナログエンジニアは先読みを行う。プロジェクションされた画面全体を先読みし,プレゼンテータの言葉より早くそのページ全体を見てキーワードを待つ。これを行うのは,結論の出し方とその論理整合性を見るためだ。

わたしは,パワーポイントのアクションを好まない。自分ではアクションを使う事は無い。

聴衆の一人である自分の思考が中断するからである。

もちろん,動画やアクションを好む上層部の方の存在も承知している。

ワンポイントの動画は適切に使えば迫力がある。

しかし,多くの工学分野では動画やアクションが必要な場合は案外少ないのではないか。複数のチェック者が存在する場合には,若い講演者に指示される内容が異なる場合も少なくない。制限時間を考慮した修正指示が出ることは少ない。プレゼンテーションでの過剰な修正は若い人に大きな負担となる場合も多くある。

科学・工学では,私は言うべきことを言い,淡々と講演するのが良いと思っている。定量的に結果を示し結論を述べる。それで良いのではないかと思う。誇張は必要でない。単に数値を出せばよい。

聴衆にはさまざまな人がいる。一画面でさまざまなレベルの人に訴求するのが最善ではないか。

それにしても,ソフト関連のプレゼンテーションは非常に聞きにくい。フローチャートだけでは(あればまし)訴求点がわからない。

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