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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2009年3月30日 (月)

目覚まし時計の分解

Photo ←庭に咲いた大輪の水仙。我家のさちがいくつも球根を植えている。

極めて安い針式表示の目覚まし時計が壊れ,電池を入れ替えても動かない。

例によってアナログエンジニアは燃えるごみと燃えないごみの分別を兼ねて,分解を試みる。

見たい部分は2箇所。単コイルのパルスモータの構造と減速歯車の出来具合である。極限までコスト低減した製品だから,簡単には分解できない。ニッパで外ケースを切る。

基板は総てプラスチックの支柱を溶かして固定してある。

短針の歯車を手で回すと,一秒パルスモータの軸が軽く回転する。減速率は60秒×60分程度だから,ふつうは軽やかには回らない。見事な精度のプラスチック歯車列と軸である。

モータの励磁コイルは長さ約2cm,銅量は約4g,線径は70μm(髪の毛くらい)。磁気回路は厚みが0.5mmくらいと非常に薄い。当然,日本の人件費では作れない。タイ製である。CMOSであろう集積回路は黒く硬い樹脂でコーティング/防湿されており,手持ちのカッターでは全く刃がたたない。膨張係数を下げるためにセラミックの粉末が含まれているのだろう。針式腕時計は一体どんな構造なのだろうか。まだ分解したことがない。

いま,製造業の多くは,さまざまな工夫を凝らした製品を,悲しくなるくらいの値段で販売している。そして,その製品を我々は使い捨てている。こんなライフスタイルは続けられる訳がない。今回の不況はその始まりかもしれない。

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