整理整頓
必要なときに取り出すことができなければ,そのものは無いのと同じである。さらに付け加えるなら自分の使える空間が減っているのだから2重3重の無駄が生じているとも言える。
整理の基本は,物の前にモノを置くな。モノを重ね置きするな。これが案外難しい。
同じ物を並べたときには例外となる。予備を持っている必要がある消耗品などはストックは必要だ。
物の置き方には,ある程度の余裕の空間がなければならない。
作業の区切りは取り出したものを元の場所に戻したときで区切りとする。実験も同じだ。
時々,不用品を捨てる。捨てることにより,整理するための空間,物の並び替えが可能になる。
2個,3個あるものは,手になじむ良い物だけを残して捨てることも必要だ。いつかは役に立つ,使うだろう では整理にはならない。
家庭においては,思い出の品も多々ある。捨てられないものもたくさんある。
自分の動線を考えてモノを置く。これが出来れば,整理は自然に出来る。
このような視点は,自分の思考過程の整理整頓にも繋がる。いざというときに活用できない知識は知恵と呼ぶことはできない。
このように書くと,いかにも整理された環境で生活しているように見えるが,今は整理するための空間を作るために不用品の選別を始めたばかりである。一念発起して家庭にいることの多い自分が整理の主導権をとることにした。
その理由は判断保留のものなど沢山あるからである。捨てにくいものも多くある。
しかし,頭の中も身の回りの物もいつかは整理して捨てなければならないとも思っている。
整理整頓は本当に難しい。しかし,ストレスの低減や作業,思考の速度が上がることも確かであろう。
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