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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2009年4月 1日 (水)

特殊な環境での圧力計

_2523 ←庭に長く咲いている小花。

若い頃,プラントの都合で,特殊環境下での圧力計を急遽開発したことがある。

30年の設計寿命をもち,異常時には人間なら数分で致命傷を負う環境とだけ言っておこう。しかも,基礎実験から納品まで6ヶ月。当時,その環境に耐えると判明していたセンサ材料は金属,セラミック,極一部の樹脂である。

当然,保守はできない前提である。これらのセンサ材料で作れるセンサのひとつは電磁式の変位→電気信号変換素子である。通常はプラスティックのボビンを使用するが,この部分をセラミックスに変え,指定の線材で専門メーカーに製作していただいた。

当時、この方式の変位→電気信号変換センサは芳しい評価ではなかったので,部長は強く反対したが・・・。電磁センサそのものは安定であるはずだから,信号処理回路に問題があると考え原理に遡って実験した。使えるリソースは全部利用した。そのような周囲の援助があった。

年長のN氏が私のポンチ絵の実験装置を作ってくれた。電子回路は遠く離れた場所に設置するので,100m近い特殊ケーブルを当方の指示とおりに作らせた。非常に高価なケーブルを2種類使用した。

並行して,従来の励起回路を定電圧正弦波から定電流に変更し,整流のための同期信号は2次側から得る方式とした。(特許1,067,889)

そのプラントは今も稼動しているらしい。エンジニア冥利に尽きる。

電気信号を出力するセンサは電子回路と対になって,初めて計測が可能となる。この視点なくしてセンサを語ることはしない。少なくともアナログエンジニアはそう考えている。

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