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2009年4月 6日 (月)

設計は果因関係

_f ←庭の大輪の水仙。

大学で受ける教育は普通、工学現象の因果関係を解析する技術を学ぶ。順方向の流れに沿って結果を予測することまでしか学ばない。

果因関係とは、望む結果がわかっており、そのためにどうすればよいか考えることで、逆方向の流れである。この言葉は恩師の方の造語であり、物つくりの基本姿勢を表している。

果因関係を確立するには、因果関係よりも広範で定量的な知識を必要とする。

なぜなら、因果関係はひとつの項目について結果を予測(解析)すれば良いが、果因関係を制御するにはひとつの項目だけ扱っても意味がないからである。関連する現象や制約条件をいくつか同時に扱う必要がある。

センサなどでは、複数の現象が同時に発生することが多く、実用的なセンサは知恵の結晶とも言われる。まさに、果因関係の制御が行われた結果である。

この視点なしには、結果の制御は不可能である。今の工学部生、あるいは若手エンジニアの多くは、物つくりの基本である望む結果を得るためにはどうすればよいかの問いに関しての関心が薄い。

多くの大学の研究は特定条件での因果関係を求めて論文にする形式が多く、実用化に必要な逆問題を解くことは少ないと感じている。そして,技術の陰の部分をきちんと述べることは多くない。これでよいのか。

工学系大学生の多くは卒業後、物つくり関連の仕事や、望む結果を得るにはどうすればよいかの課題に取り組むことになる。大学の多くはこの課題に十分応えてはいない。

これがアナログエンジニアが考える研究者と工学者の大きな違いでである。

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コメント

おつかれさまです。

大学での論文で、特定条件での因果関係を求めて論文が多いというのは、同感です。

教授は、在学中学生に細かい研究をやらせ、それの成果を積み上げて、一つの大きな成果とする。
教授にしてみれば、実に都合のよいやりかただと思います。学生は、自分で何故のそんな細かい研究をやっているのか、よく認識されていないまま卒業してしまう気がします。

社会人になって、次から次におとずれる課題の数々。解決するのに非常に苦労しました。学生のときでも少しでも、課題を解決する経験があれば、早い時期から戦力になれるのではないでしょうか。

おつかれさまです。

大学での論文で、特定条件での因果関係を求めて論文が多いというのは、同感です。

教授は、在学中学生に細かい研究をやらせ、それの成果を積み上げて、一つの大きな成果とする。
教授にしてみれば、実に都合のよいやりかただと思います。学生は、自分で何故のそんな細かい研究をやっているのか、よく認識されていないまま卒業してしまう気がします。

社会人になって、次から次におとずれる課題の数々。解決するのに非常に苦労しました。学生のときでも少しでも、課題を解決する経験があれば、早い時期から戦力になれるのではないでしょうか。

おとん@さま

果因関係を決めるには,因果関係より幅広い知識が必要だと思います。その調べ方,背景に必要な基礎力の低下を危惧しております。

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