LPレコードプレーヤー
←LPレコードプレーヤー,DENON/COLUMBIAブランドの最下位機種のDP-29F。「我家のさち」の持参品のレコードアルバムを聞いて見たくなって,購入。今でも昔のメディア対応の再生装置を作ってくれているメーカーがあるのだ。感謝。しかも,取り寄せだが,ほぼ即納。
最下位機種でもフルオートプレーヤーシステムになっている。
照明器具の更新作業の際に据付のついでに「今でもLPプレーヤーが入手できるか?」と聞いて持ってきて来てくれたカタログ情報で購入したものだ。お値段も私の小遣いで買える程度である。
------------------
プレーヤーは配達,配線までしてくれたが,最初の音出しの時には雑音がひどい。アンプのPHONO端子への2芯シールドケーブルのGNDが接続した形跡がない。アナログエンジニアは,普段このような場面で作業者に口出しすることは家庭ではやらない。しかし,今回は作業者に,直接指示を出した。これではどちらが客かわからない状態。
アンプにGNDが接続されているか?接続されていないので作業のやり直し。ついでに配線の余長を8の字に束ねさせる。再び,音出し。ノイズはあまり改善されてない。
今度はプレーヤー側の点検。あった。プレーヤー側にも周波数特性を変えるイコライザーが搭載されている。プレーヤー側のイコライザーをOFFにさせて,メインアンプのイコライザを利用させる。再び音出し。今度は,30年前に買ったLo-Dのスピーカーから綺麗な音が流れる。2重に掛かっていたイコライザにより,雑音が著しく強調されていたためであった。この設定はプレーヤーの取扱説明書にはきちんと記載されている。
このような古いメディアの対応してくれている会社が1社でも残っていることは,大変有難いことだ。十分に満足した。十分に満足した後はゆっくり仕事場のバックミュージックとして,時には夫婦で音を聞こう。ずいぶん贅沢したような気になった。
『人気Blogランキング』の「自然科学」部門に参加しています。今日も応援の貴重な1票をよろしくお願いします。【押す】
« 回路図の記憶方法 | トップページ | メタルキャンのOPアンプ »
「工学」カテゴリの記事
- スピードガン(2012.04.24)
- オシロスコープ(2012.04.21)
- 目覚まし時計(2012.04.19)
- 学士製造業(2012.04.12)
- 太陽光発電計測システム(2012.04.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント