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2009年5月20日 (水)

蓄音器その後

_2646 ←蓄音器の針を研ぐために使用したハンドドリル。このチャックはφ1mm弱まで掴むことができる。

我家の「さち」は子供の頃,,純機械式の蓄音器で遊んだとのことである。そこで,前回の記事の昭和初期の蓄音器の扱い方,機能を実演してくれた。

この蓄音器は「オーディオの一世紀」山川正光著,誠文堂新光社(1992)に記載されている蓄音器に類似している。Victrola(日本製,Victor Talking Machine Company of Japan)。横振動型純機械式のポータブルタイプものである。

2_2648 前回の課題であった,オート回転開始機能や曲の終わりの自動停止機能も動作するようになった。

写真2は曲の終わりで回転が自動停止した状態の蓄音器。

針はかなり磨耗し錆びたものばかりなので,古針を自分で再研磨することにした。材質は鉄。焼入れされているかもしれない。竹針の選択肢も在ったが,皮の部分も利用するらしいので採用しなかった。

針の研磨に使用したのが写真のハンドドリル。鉄針をチャックに浅く挟み中砥石で回転させながら低加重で研磨した。初期状態では×8のルーペでもはっきりと斜めに磨り減っているのが観察できた。時々,研磨状態を観察しながら,先端が髪の毛よりも細くなるように研いだ。成功したので予備3本も作成した。必要な先端部Rは溝幅からルーペと髪の毛の比較から勘で推定。

音盤も中性洗剤で洗浄。ガバナー速度を調整した後,私の太陽(O SOLE MIO)の曲をかけた(Victor Record Liblary for Every Home)。

S/Nが良くなるとともに,音量も格段にUPした。音が隣家に漏れないように,あわてて窓を閉めた程である。音量調整機能は今のところ見つかっていない。

この音が昭和初期のオーディオの音か・・・素晴らしい。アナログエンジニアは感心することしきり。

残るは,音響板近くの2本の調整ネジの機能の再発見と,外周部再生時の擦れ音の調整だ。それにしても,きちんとした作りの装置である。一世紀近くを経過しても,なおも,その基本機能を喪失していない。この品も本当の物作りの一品と言えるだろう。

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「工学」カテゴリの記事

コメント

蓄音器、懐かしいですね。
未だに保存とはご立派です。
私も3歳の時に親父に駄々捏ね、買ってもらった時の感激は忘れません。
尤もこれよりずっと初期のVictor製でした。
今でも懐かしく、SP盤ともども処分したのが悔やまれます。

MAKOさん こんにちは

昭和1桁時代のものだそうです。棄てる前に動かすことを試みて,一応音が出たので残してありました。私の娘が義母からある催し物の飾りとして送ってもらった品のようです。

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