4入力加減算器
←近所の花、パイナップルリリー。珍しいので許可を得て撮影。上に葉っぱが生えており、緑を帯びた薄黄色の花が密生している。少し細長いが、遠目にはパイナップルそっくり。
オペアンプの基本回路の一つである加減算器。通常はVout=V2-V1の演算を行う。V1入力は、利得-1の反転増幅器同様な形式で、オペアンプの-入力端子に入力抵抗R1と帰還抵抗R2を接続。+入力端子にV2をR3、R4で分圧して入力する。すべての抵抗をRとすると、加減算器になる。
6本の抵抗を用いた4入力加減算器もある。全抵抗をRとし、-入力端子に2本の抵抗R を経由してV1とV2を入力。
同様にV3とV4入力を抵抗Rを介して、+入力端子に接続、同時にGND間もRで終端すると
出力」Vo=V3+V4-V1-V2の入出力関係が得られる。
アナログエンジニアはVo=a・V3-b・V1-c・V2の演算を複数回実戦使用しているが、4入力回路の解析を行ったのは、ごく最近のことである。
加減算の係数を1にしないときには、2入力加減算器以外は、抵抗比が複雑になりすぎる欠点がある。
それにしても、言葉だけで結線状態を表現するのは結構大変。
でも、回路図も普段見慣れた記載法以外だと、上記のような結線状態をきちんと覚えてないと、パターン認識できなくなる傾向が強い。
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昨日は一人で洋弓のシングルラウンドをやった。練習6射を含めて150射。
結果はですね~ 90m:221 70m:271 50m:264 30m:309 Σ=1068点。満足、満足。
カロリーメイトを随時食べながらの射、昼飯をまともに食べると射形が崩れやすいので・・・。
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コメント
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こんばんは。
パイナップルリリー、見たことありませんが、珍しそうですね。
一瞬瓜かと思ったら、花の集合なんですか。
>許可を得て
と云う事は相当稀有にして貴重な植物なんですか。
流石に構図が巧いです。
投稿: mako | 2009年8月 5日 (水) 19時08分