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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2009年8月11日 (火)

寄生発振

020 ←名前は判らない。ダリアのような雰囲気の花である。

発振は帰還率+1の正帰還の時に生じる。発振条件に余裕があるような寄生発振では、正弦波と程遠い歪んだ波形が観測される。

寄生発振は、発振を意図して構成した回路ではないときには、厄介ものである。制御の理論の初歩と寄生素子の付く位置を知らない場合には対策は試行錯誤。嫌なものである。

リニアアンプで入出力関係の直線性が良くないときには、寄生発振を疑ってみる必要がある。オシロスコープのプローブを接続するだけで発振が停止し、直線性が良好に観測されることもある。

回路の中のトランジスタが低い電流で動作する場合に発振することもあれば、最大出力付近で発振することもある。しかも、温度が高いときにのみ発振することすらある。

アナログエンジニアはインバーテッドダーリントンやソースフォロワなどでも寄生発振を経験している。

精密アナログ回路ではむやみに帯域を広げることはないが、それでも小信号ステップ応答はダイナミックレンジの上下限を含む何点かで取得することは怠らない。ステップ応答の波形から発振余裕をある程度知ることはできる。

そして、危なそうな部分には発振対策用の部品を挿入するためのパターンをあらかじめ作っておく。

発振させたいときに発振しないこともあれば、発振させたくないときに発振する。これも技術の宿命か・・・。

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