希土類磁石
←よこはま動物園ズーラシアで撮影したオカピ。希少種でキリンの仲間です。足の縞模様が印象的である。
希土類磁石ではネオジウム磁石が有名で、従来はDCサーボ モータやパルスモータに使われてきた。
この材料がハイブリッド車HVや電気自動車EVに使われるとなると、資源の問題が出てくる。HV車ではkg単位でモーターに使われるという。
希土類の地殻での存在量は高くない。貴重な資源、限りある資源である。 こんな貴重な材料を大量に車のモーターに使ってよいものだろうか?
アナログエンジニアはこのような貴重な資源を大量消費商品に使用することは反対の立場である。
世の中はHV車に傾いているが、貴重な物性をもつ材料をこのような形で使うことには疑問を感じる。資源量の問題も、CO2問題と同様に重要な課題であるとマスメディアは報道しないのか?
貴重な資源は貴重な用途に使うべきである。また、極力その材料を回収すべきであろう。
ネオジウム系磁石は当然着磁されて磁石として使われる。強力な永久磁石であるが故に、磁石同士や鉄などとくっつく。数gのネオジウム磁石同士がくっついた時、手で外すことが困難なほどである。新しい資源回収の手法が必要になるだろう。
大量に製作される消費材は資源にもやさしい材料で構成されるかまたは高いリサイクル率を達成すべきであろう。
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コメント
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連絡遅れました。
今度サイトを新しくし、URL,HN共新たにしました。
HNは表記の如く「beginner」です。
今後従来のHNは使用しないよう願います。
投稿: beginner | 2009年9月 2日 (水) 10時08分