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2009年9月15日 (火)

英文字略語

004 ←千日紅。花期は長い。試しに1株植えてみた。

庭の菜園には、少し遅いが早生キャベツ、白菜の苗、人参の種、カブの種をまいた。アシタバも一株植えた。

人参とアシタバは、来シーズンキアゲハの幼虫を育てようという魂胆。

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レーザー(Light Amplification by timulated mittion of adiation)は本来laserと書くべきところがカタカナ語になって広く流布している。その過程で、フルスペリングの(輻射の誘導放出による光増幅)に意味を知る人はさらに少ない。

英3~4文字の略語の氾濫も著しい。具体的事例は上げないが、異分野でも全く同じ略語が異なる意味に使われている。初出のときには、フルスペリングを併記すべきであろう。

英3~4文字の略語を使う時には、同一専門者を対象にする場合以外、一言説明があるべきと思うが読者はどう思われるだろうか。ソフトウエアの分野では、勝手な造語による略語が氾濫している。

パラダイムシフト(paradigm shift)などは、使う人によってずいぶん意味が異なる。

カタカナ語になると、本来の英語の意味から次第に離れてくる場合もある。最近耳にしない日はない「マニフェスト」も選挙公約と日本語で書けばより明白で厳しい表現に現状はなるだろう。

アナログエンジニアはカタカナ語や和製英語を嫌う。本来の意味から外れることや、ニュアンスが弱められることが多いからである。注釈なしの英文字略語に至っては論外であると考えている。まさに亡国的日本語の乱れである。

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私の主張」カテゴリの記事

コメント

laserは"light amplification by stimulated emission of radiation"の略で,"of"が抜けています.
大変些細なことですが,指摘させて頂きます.

iuukさま
ご指摘ありがとうございます。
本文にofを追加修正させていただきました。

5513さん おはよう

つい最近、スイスはchであることをブログに書いたばかりなので納得できる内容です。略語、頭字語(acronym)は調べると面白いのですが、使用は親切に、ということですね。

マニフェストというと団塊世代の私は共産党宣言Manifest der Kommunistischen Partei を思い出してしまいます。

そしてparadigmは流行(はやり)と訳す事にしています。

271828さん こんにちは

paradigmの訳語を流行(はやり)と訳すのは名訳かも・・・。つかっている本人も語意を正確にとらえて使っている感じはあまりしないです。流行なら大抵の場合に違和感なく訳語として通用する感じです。

はじめまして。メーカーで特許担当をしています。

特許の明細書を書くときの言葉選びもカタカナ語は出来るだけ使わないようにしています。ちなみに特許の世界では、言葉の意味は「過去の特許明細書で使われた意味」に縛られることが多いです。

paradigm=流行、は確かに名訳。。

さすらいの知財マンさん こんばんは

確かに特許の明細書、組み合わせが新規なら類似特許の用語を使った方が説明しやすいですね。発明が基本的であっても、過去との違いを出しやすいと思います。それにしても、昨今の和製英略語、カタカナ語の氾濫には疑問を感じています。

emitの名詞形はemittionではなく、emissionです。最後の音節に強勢のある英語の動詞の名詞形ではtがsに変化します。
commit→commission、transit→transissionと同じです。
学習する分野が違うので、僭越であることは承知で述べさせていただきます。学術論文では、新しい概念を表すものなので、造語を繰り返すのは当然のことと存じます。経済学の論文は、特殊な言葉だらけです。どこの分野も同様ではないでしょうか。

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