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  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

専門とする事項

  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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新刊

  • 岡山 努: アナログ電子回路の基礎と入門!これ1冊

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2009年9月 3日 (木)

回路解析の基本

_0001 回路設計を効率的に行うには、設計式を出来るだけ文字係数のままで解く必要がある。

図においては、V1の電流、I1の両端電圧、R1,R2の電圧と電流をV1、I1、R1、R2の関数として向きを含めて求めることが命題である。

オームの法則とキルヒホッフの法則を実用レベルで解けるかどうか、この種の課題を出題すればすぐ判る。

とくに問題になるのは、オームの法則の電流・電圧の向きである。かなりの方がここでつまづく。この問題では、キルヒホッフの電流則と電圧則も使う。

今回は答えを示さないが、答えが判らない問題を解くことがエンジニアの第一歩である。

次の段階では、解の有無も判らないテーマに取り組んでいく。

解がなければ、もっと自由度を増やして挑戦していく。

これが、エンジニアの本来の姿であろう。

そして、自分の得た答えの検証手段も考える。

数値を与えられなければ解けないようでは、回路的創造はないと考えるアナログエンジニアである。

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