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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2009年10月15日 (木)

アナログは不要か

デジタル回路を使用すれば、複雑な演算が可能になる。多くの設計者にとって、手っ取り早く複雑な機能を実現する手法として定着している。しかし、分業化、LSI化の進展により、ハードウェアとしてのデジタル回路は、回路技術と言うより、FPGAに見られるようにソフト化された技術となりつつある。

デジタル回路もブラックボックス化のレベルをゲートレベルまで下げれば、アナログ回路その物である。しかし、いまどき、ゲート回路からデジタル回路を作る方は、ICメーカーの一部の方だけであろう。

一方アナログ回路は、様々なレベルと速度の信号を扱い、AD変換器を介して正規化された信号まで処理する。その後はLSI化されたハードとソフトにより複雑な機能を簡単に実現できる。

アナログ増幅器の入力は自然界の信号であり、実に多様である。その最適化の目標も用途に応じて多様である。アナログ回路は自然界とロジックの世界をつなぐ架け橋であるが故に、そして先人の様々な工夫の上に成立しているので、ある一定水準を超えた設計をできなければ存在意義が殆どない。結果0-1の世界である。

電源回路もまたアナログ回路であるが、近年ではICプロセスと放熱の制限以下の回路では少数の部品をメーカーの指示に従って選択するのみである。

アナログ回路はまた、ロジックの世界の判断結果をもとに、自然界に働きかける駆動回路も扱う。アナログ回路は自然界の情報を得て自然界に働きかけるフロントエンド、バックエンドとエネルギーハンドリングを扱う。

自然界がアナログベースである限り、アナログ回路はシステムの基本性能を左右する。

ここでは、アナログ回路主体に述べたが、電子回路以外にも多様なアナログの世界は無くならない。しかし、アナログに要求される性能はある水準を超えなければ存在意義がないので、年々アナログ回路にエントリーするハードルは高くなってきている。

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