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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2009年12月24日 (木)

設計者としての成功率

技術者集団には、目的の達成率=成功率の高い人と少ない人も混在する。残業の多い少ないなど関係ない。

あるグループリーダー的エンジニアは、自分の担当する仕事はほとんど成就しないとぼやいていた。その仕事ぶりをみると、事前検討をほとんどせず早期に作業に取り掛かる。試作品が出来上がった後の性能確認や種々の場面を想定した試験の着手が遅い。試験結果の評価が甘い。成功率が低いのは当然である。

このような先見性のないエンジニアでも課長級まではなんとか通用する。通用していた。サンプルは数人。本来このような人は係長級までに淘汰されるべきだろう。

アナログエンジニアはこのような失敗開発のしりぬぐいも多く手がている。それで、どこで失敗の芽が生じたか、それがどのように成長したかは普通の方より理解しているつもりだ。

一方、成功率の高いエンジニアは事前検討、調査がしっかりしており、各設計のフェーズに応じてマイルストンを設定し、微妙に方針を修正している。

プロジェクト運営は、事前検討、調査に基づく予測が重要だ。一番のネックとなる課題を避けて通るエンジニアは大成しないというのが実感である。

振り返って学会誌などの学術論文には、ニッチ=仔細な課題を扱った物や、当然予測される問題点に的確に対応していない論文が多数見受けられる。

エンジニアも研究者も、重要課題から先ににちゃんと取り組まないと良い結果は生まれない。政治もそうではないか。

研究者は過去例のないニッチを扱えば、論文になる。成果になる。こんな研究に国費を使う必要はない。ここまで書いてみると、科研費や独立法人の予算の査定経過はどうなっているのか気にかかる。

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