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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2010年5月15日 (土)

初めての距離での照準

10mや18mの短距離を初めて射つ場合は、水平に射出されるように、目とアンカー位置長さと等しく矢軸とサイトの高さを決める。後は、着弾位置のずれを見て、修正する。

サイトの修正量Xは、着弾位置ずれΔ、競技距離L、目とサイトの長さDとして、

X=ΔD/L で計算できる。Dは0.7m程度であるから、競技距離30mで、着弾位置ずれの1/40だけサイトをずれた方向に動かせば良い。サイトは意外に大きく動かす必要があることが分かる。

サイトは視差や打ち上げ射角に伴う矢速の水平成分(cos誤差)を無視すれば、競技距離に比例してサイトが下がる。

先週の記録会で、初めて70mを射つ方に、30-50mのサイト変化に1mmを加えた分だけ下げて70mのサイトにするとアドバイスしたら、ばっちり。50m80cm的の成績より70m122cm的の成績が少し上回った。

矢速はやや強いコンパウンドボウで90m/s程度、弱めで女子70mを射つ方では50m/s位である。サイト変化は矢速の-2乗に比例する。矢速80m/sの複合弓でサイトの変化は14mm/20m位である。

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