電気釜が壊れた
この2月に購入した電気炊飯器が破損した。減圧後圧力釜方式で炊き上げるIH電気炊飯器。国内A社製。
壊れた部分は上蓋を固定するためのプラスティック製部品。材質は硬いが、コの字型の内角に面取りはなく応力が集中する形状で、材料肉厚も薄く強度不足が強く疑われる。初歩的な設計ミスを強く疑う。ここまで弱いと既にクレームが来ていることだろう。
ここ1-2年、家電製品、OA機器の故障に多く遭遇している。
電波ソーラー腕時計のJJY受信不能、B社製。電波掛け時計の液晶文字欠け、C社製、ここの製品は安いが故障しやすい印象が非常に濃い。
エアコンの異臭、コンプレッサ系の故障、D社製。コンポオーディオのCDデッキの音飛び、CDユニット交換、E社製。
パソコン発火、F社製。車のオプション、これは最初から性能が出ていなかった・・・・・
最近、なんとなく白物家電以外の電気製品の不良に遭遇する率が増えている。
そして、外観にこだわりすぎて、使いにくい製品も多々ある。
日本の信頼性神話は過去のものか・・・・。しかし、基本的な設計がきちんとできていなければ、日本製品の将来は明るいものとは考えにくい。設計・製造・検査の各部門とも、多数の会社で弱体化しつつある予感がする。
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