綿あめ製造機
先日のお祭りで使った綿あめ製造機を清掃のため分解掃除した。
直径10cmくらいの回転ヒータが、キザラ砂糖を綿に変える主要部である。回転部に電力を伝えるために、2個のスリップリングと、それと対の炭素ブラシがついている。スリップリングの実用品を見るのは初めて。
上から砂糖を入れると、遠心力で円筒状のヒータに引っかかる。そこで加熱されてステンレスの網から綿が出てくる構造だった。
分解掃除をしてみると、掃除しにくいところまで砂糖が付着している。
綿あめは結構、お祭りで人気がある出し物だった。子供さんを中心に列ができるほど。
綿あめ機は時々、上から水を入れて付着した砂糖くずを除去しないと、うまく繊維がでない。運転中にもこまめに簡易清掃する必要があるのだ。列が長いときには焦りがでて、つい長時間連続して作ってしまうのだが、だんだん繊維がきれいに出なくなり、大きい綿あめは作れない。
温度調整とこまめな清掃、手早い巻き取りがカッコいい形の綿あめを作る上のポイントらしい。
砂糖にまみれてのお祭りだった。
こんな作業でもやっていると、案外夢中になるのだ。
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