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2011年1月19日 (水)

実験データー処理

最近は表計算ソフトの普及により、オフラインでの実験データ処理/図表化する若い人が多くなった。本来なら、少なくとも電気計測関連なら、データー取得中に概略のグラフを書きながら実験を進めるものと私は教えられてきた。

一つのデーターが出たら、次の点がどこに来るか予想しながら、その偏差をチェックする。測定の常識と思う。

データーの写し間違いや異常があった時には、消しゴムで消さずに横線を引いて元のデータの脇に書き添える。間違いデータと思ったものが、真実でありかつ次の実験計画に影響を及ぼすことがある。筆記用具は鉛筆でなく、簡単には消せないボールペンだ。

私はデーター取得の間隔は、順次取得されるデータから次の点の入力を決める。曲がっている周辺は高密度でデーターを取ることにしている。

データーはふつうエネルギーレベルの小さい方から昇順に取るが、最大点まで行ったら逆順にもほぼ同じ間隔で取得するのも当然だ。

これは、測定対象あるいは測定系に過去の履歴/ヒステリシスがあることが、少なからずあるためである。この手順で行えば、ヒステリシスや再現性に関する情報を得ることができる。その代わり、点のマークが重なるほどの密度ではデータを取得しない。

実験開始に際しては、通電直後からデーター数値を残す習慣である。電子機器は温度の影響や自己加熱でドリフトすることがあるので、その大きさを知ることで入力を変更した後の特性を知ることができ、待ち時間を決めることもできる。

企業の新人のみならず、中堅までも、自動データ取得とオフラインのデータ処理しかしない方が増えている。この状況をアナログエンジニアは工学的に好ましく思っていない。

大学で実験の作法をきちんと教えているのだろうか?かなり疑問である。

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