余震
昨日の夕方から余震が多発した。私の地域では最大震度5。その後、震度3-4を含む余震の余震でひっきりなしに2時間ほど継続。じっとしているだけで、疲れてくる。
現地で避難生活を送っている方のストレスはいかばかりか、同情に耐えない。
この時間、雷雨も混ざり、何もないときでも窓が振動していた。瓦の破損は応急措置が済んでいたので、柏市からの業者のおかげで雨漏りの心配がなかったのがせめてもの幸いである。
東日本大震災に伴う原発事故のレベルはチェルノブイリ事故と同じ最悪のレベル7となるらしい。
今回の原発事故は人災の側面もあるから、東電は数兆円規模の賠償責任と廃炉処理の負担が生じることは避けられないだろう。また、福島第一発電所が全滅し、第二発電所が冷温停止できている設計上の差異も追及されなければならないだろう。
地震と原発事故の余波は様々なところにも影響してきている。
農作物、漁業への影響。
それに加えて、世界シェアの大きい分野の部品供給のストップで経済活動は臨戦状態だ。
私の町にも、自動車関連部品で世界的シェアをもつ工場が2つある。一つは、操業再開が7月になるという巷の話だ。その工場では、設備再開のための業者が駐車場が満杯になるほどの状況だという。
電力不足は少なくとも、福島第一の問題が落ち着かなければ、他の原発も再起動はされないだろう。
湯水のように電力を使ってきた生活からは、しばらくの間は節電が美徳となる。
それでも震災後1カ月、えり好みをしなければ、私の地域では生活が維持できる。幸せなことだ。
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