CR対応
CRは電子工学で時定数、パチンコもCR機があるらしい。CR対応は、着火器具のチャイルドレジスタント対応の略のようだ。
子供のいたずらによる火災事故防止のために新たに規制がもうけられたと記憶している。最近では、線香用のものや100¥ライターなどもCR対応のものが出回ってきた。
自宅にある2種類のCR対応着火器具はいずれも点火ボタンが2段押しの感じで、途中まではふつうの感触だが、そこから先、かなり力を入れないと火花が飛ぶには至らない。
100¥ライターなどではその原価は1/3程度だろうから、このシステムを導入するだけでも業界は嫌がったとの記憶もある。
電子回路屋にとっては、CRは時定数を連想させる。しかし、この例のようにCRは分野が異なれば別の意味を持つことがある。
2文字、3文字の英略語は安易に使うべきではないだろう。
そして、元の英語をフルネームで言えない人は、略語を使うべきではないだろう。
ソフト業界では自己中心的な略語がきわめて多い。成熟してない業界の証だろう。
電子回路の「弛張発振器」に対応する英語は「relaxation osclator」だが、そこには張ると言う意味は含まれていない。
学術用語ですら、元の言語で意味を理解しておく必要もあろう。
英略語は私は嫌う。また、不必要カタカナ言葉も嫌いだ。そこにはこなれた概念は普通ない。
『人気Blogランキング』の「自然科学」部門に参加しています。今日も応援の貴重な1票をよろしくお願いします。【押す】
« 国民宿舎 | トップページ | 電波ソーラーウォッチ »
「工学」カテゴリの記事
- スピードガン(2012.04.24)
- オシロスコープ(2012.04.21)
- 目覚まし時計(2012.04.19)
- 学士製造業(2012.04.12)
- 太陽光発電計測システム(2012.04.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント