私の車歴
最初の車はスバル360DXで就職と同時に親から譲り受けたものだ。軽自動車だが乗り心地はソフトで、3速+オーバードライブ付き変速機で、いざとなれば6速として使える。ブレーキング時ノーズダウンが大きい。
次の車も軽でスポーツタイプのものだった。高トルク領域が狭くギアチェンジは高回転でないとまともに加速しない車だった。しかし、レッドゾーン近くでシフトアップするときびきびした走りができる。
3台目は家族が出来たので、安い5ナンバーのワゴンタイプ
4台目はセダンタイプの庶民的なやつ。これは長距離自動車通勤に使ったので走行距離はかなりになった。
5台目は4台目と同じ車種のオートマチック車。クラッチ操作の足の負担を軽くする目的だった。
6台目は一生に一度で良いからと居住性の良い3ナンバー車、思い切って買った。運転者と助手席の人にやさしい車。電動シート装備。助手席にはオットマンも出てくる。
今乗っているのは、6台目と同じ車種で、センサ類フル装備、ナビも+αの機能をもつ。カメラだけでも4個付いている。近接超音波センサは5個、運転席はドライビングポジション記憶式の電動で、サイドミラー位置まで記憶できる。エンジンを切ると、座席は降りやすいように後退する。予定外の車購入だったが、妻との車旅行を夢見て買った。ゆったりと運転するには私にとって最高の車だ。センサが多いのはアナログエンジニアのこだわりで、車載センサを種々味わって見ようという考えである。しかし、今、妻との長期旅行は無理な状態にある。悲しい。
使う車は、子育て時代とともに変遷して行った。わが家の歴史でもある。
我車の履歴とともに思い出すのは、大学卒業当時予測されていた原油は4,5台目の頃に枯渇する予測だった。その後、石油の可採掘量は一応増えて今に至る。今度は枯渇する時期はそんなに伸びないだろう。しかし、今も原油に頼った車社会のまま、時が過ぎている。
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コメント
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石油の枯渇予想ははずれ続けているね。でも石油が無くなっていくと、いずれは電気自動車か何かになるだろう。そのとき、「昔はね、排気ガスで自殺ができるほど危険なガソリン車というのがあったんだ。しかもちょっと運転を誤ると人が死ぬ。こんなのを今作ったら逮捕されちゃうよね。」なんてことになるのかな。
投稿: 非国民 | 2011年8月26日 (金) 18時50分
石油枯渇の暁には、石炭液化が先に実用するでしょうね。温暖化は問題だが、ガソリンなどは扱いやすい方です。技術はすでに確立しています。
電気自動車は航続距離が難題で、充電設備も簡単には普及しないと見ています。
投稿: 5513 | 2011年8月26日 (金) 19時59分
ムーアの法則と一緒で、石油埋蔵量に限界はないのでは (w
投稿: m | 2011年8月27日 (土) 13時21分