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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2011年8月24日 (水)

エアサスの貨物車

我が町では、エアサスペンションの大型貨物自動車が走っている光景を時々見かける。

半導体工場や精密機械を扱う工場も近郊にある。

あるとき、このような車の後ろを走る羽目になった。

「超精密機器運搬中」接近注意との文字が後ろに大きく注意が記されている。

超精密とはなんだ!エアサスだから衝撃を嫌う機器、 きっと、半導体製造装置か特殊な理化学機器だろう。積み荷は少なくとも数1000万、あるいは10億近い価格かも知れない。

このような機器はちょっとした衝撃でも全損になることもあるだろう。少しビビった。最近の貨物車は何を積んでるか判らない。

もちろん、任意で上限無制限の対物補償保険は掛けているが・・・・

車間距離を十分とって、車の流れよりゆっくり走るその車の後をしばらく走る。道が分かれて、エアサス車と別の道に入って一息入れた。

アナログエンジニアは車の運転では臆病である。だろう運転は決してしない。だろう運転ではなく、もしも運転である。注意力の半分程度を左右、後方に注いでいる。

この運転方式で何度救われたことか。しかし、避けられない接触事故もある。後ろを見ずに後退左折する車、避けるには私が動いて前に出るしかない。私も動いているとのことで、結局、保険会社は、この事故は私の3割責任とした。

馬鹿らしいので、今は高価な車両保険はやめている。自分個人で背負えるリスクには保険は不要だ。

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随想」カテゴリの記事

コメント

 私の住んでいます地域にはJRAのトレーニングセンタがある関係で、レース開催シーズンには、競走馬の輸送車が頻繁に走っています。
もしもの事故を想像しますと、「ほんとうに対物無制限だけで十分なのかな」と心配になります。
前後左右は走らないように気をつけています。

私も車両保険には入っていません。
最悪の場合は、不便でも車に乗るのをやめるか、安いポンコツ車でも買うことができれば、それでよいと思うからです。

アナログエンジニアさんが書かれているることに似た思いを持っていましたので、うれしくなってコメントさせていただきました。

たけむら さん こんにちは

同感ですね。競走馬の輸送車も怖いですね。馬の値段はすごいのもありますから。
自分は運転はうまくない、ただ前後左右は常に気をつけるようにしているだけ。それでも、ときどき見落としがあります。
雨の日に粘土質の土が落ちていると、ちょっとしたカーブでも簡単にスピンします。
専用のコースでスピンを体験させてもらった時には、教官がブレーキ!と大声で指示するまで、ブレーキを踏めませんでした。
車はいろんなリスクがありますが、地方都市ではないと移動手段がありません。

自動車は停まっていないと無過失にはならない。危険を避ける行為すら過失を取られる。この過失割合は過去の裁判の結果から算出されている。思うに裁判官は自分で自動車は運転しない。すべて運転手がつくからだ。だから、一般人をして不思議な過失割合となる。同じく、アナログ設計者も同じ境遇だ。同じ技術者であってもデジタルの設計者にはなかなか理解されない。まして文化系相手では、馬鹿にされるかめちゃくちゃ尊敬されるかで、適切な評価はあまりされない。

非国民さん おはようございます。
交通事故の過失割合はおっしゃる通りだとおもいます。死亡事故の過失割合は「死人に口なし」「悪意は事故の後に始まる」ともっとひどいと思います。
アナログは物理現象に近いだけに、デジタル屋さんには理解されにくい。
それでも文系人間が人事評価を左右するのも事実でしょう。

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