わが家の震災復旧
東日本大震災から5カ月経過した。やっと、今日、わが家の震災復旧工事が終わる。
大きな箇所では、寄棟瓦の一部損壊、外壁のひびと言ったところである。
工事そのものは数日だが、地元業者が引きうけてくれた。
本がわらは同等品が手に入らないので、2階部分を特殊鋼板(ガルバニウム)葺きにして、健全な瓦を1階部分の損傷個所に流用する工法だ。このため、早期に着手できた。
外壁のひび割れはコーキングで防水。
少し高めの見積もりだったが、このご時世だからそのまま受け入れた。
ついでに、長年の懸案だった使わなくなった太陽熱温水器の処分も行った。
太陽熱温水器は構造が簡単だから、20年使えると考えていたが、冬場の性能が低くかつ10年で樹脂部分の不具合が続出した。いわば、屋根に設置されている「騙されやすさ」の象徴みたいでとても気になっていた。
この経験から、とても太陽光発電を取り入れる気には今もならない。太陽電池の劣化やDC-AC変換パワーエレクトロニクスの信頼性は、元を取るに必要な時間より短いだろう。
わが家のエネルギー源は、電気・ガス・石油の3種組み合わせである。どれが欠けても、何とか最低限しのげる組み合わせだ。
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