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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2011年9月18日 (日)

教え上手

アーチェリーの射は照準を定める押手と目と顎の位置(アンカー)引手の位置関係と両腕の力のバランスで各人のフォームが決まってくる。

基本は肩と腕の関節に力が垂直にかかるようにするのである。弓を引くのに楽なフォームは各人の体型と腕や背中の筋力で変わる。

もう一つの要因は、発射の瞬間(リリース)のブレである。中級者では、各自それなりの欠点を持ち、その修正に一生懸命練習するのである。

茨城のアーチェリー仲間にNさんとういう教え上手な方がいる。道具についても詳しく奥さんもアーチェリーをなさる。

各自の骨格、筋力や普段の練習時の射形を良く覚えていて、ときどき、ワンポイントアドバイスをくれる。それが、とても的確なのである。その指摘の多くは、すぐに実行でき結果が伴うものが多い。時には、本人の射形と理想形を実演してくれる。

この前は、私が著しく不調だったときくれたアドバイスは、複合弓(コンパウンドボウ)特性上の問題で、オーバードロウ(引きすぎ)により両腕に力が入り過ぎの一言だった。この一言で、散々暴れていた着弾が嘘のようにまとまり始めた。複合弓では、引き始めから急激に張力が増し、射の姿勢に入ると、ピーク張力の30%くらいに低下する。これより、ほんの少しだけ力を加えるのが理想である。設定した引き尺以上にはほとんど引けないので、そこから先は、押手と引手の引っ張りあいになるだけである。

気負い込めば力が入る。そうすると、リリース時の手の動きが不安定になる。アドバイスを貰った時気がついた。以前から自分は時々極端に乱れることがあった。自分の今後の練習課題である。

洋弓は当てるために、自分のフォーム=形を作りだす。弓道=和弓は形から入って、形に終わる。そんな気がしてならない。

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アーチェリー」カテゴリの記事

コメント

なるほど!銃とも似ている。テレビで狙撃手が引き金を豪快に引いているシーンがあるが、あんなことすると銃身がぶれて当たらない。撃鉄が動くギリギリまで引き金を引いていて、最後は指が動くか動かないかのレベルで引き金を引く。すると銃身が安定していて的に正確にあたる。やはり的を射るスポーツは力を抜くことが必要なようだ。
ところで、この際、解剖学等で人間の筋肉や関節を研究し、もっともよいアーチェリーの射方を研究したらよいかもしれない。まったくの素人判断だが、鎖骨関節あたりが重要そうだ。

かなり昔、警視長官?銃撃事件があった。実射の経験がなくとも体を壁に沿わせて固定し、それなりのフォームで撃てば30mの距離で人に命中させることはできる。その時のメディアは種々憶測して解説してたようだが・・・。アーチェリーの中級者なら、30mで半径20cm以内に95%くらいは着弾する。一番の誤差要因は弦を離すリリースの瞬間のブレであろう。

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