ウッドメタル
写真はウッドメタル(Wood's metal)の200g弱の小塊。製氷用のプラスチック容器とお湯で自分で鋳造したもの。
アナログエンジニアは昔ひょっとしたことから、個人的にこの材料を手に入れた。
お湯で溶け、室温では結構固い材料である。大事に保管していたもの。
お湯で溶け、形を変えられるので今は社会人の当時の我が子供たちの興味を得られた。
ただし、この材料は下記の成分で有害物質を含むので、使った容器は廃棄するか、それなりの洗浄をしなければならないのは当然である。
ウッドメタルの標準成分:ビスマス50%、鉛26.7%、錫13.3%、カドミウム10%である。
融点は70℃でどうも比熱は小さいようである。
鋳造した寸法による体積と重量から比重は12前後ある。
ウッドメタル:奇跡の材料のひとつであろうが、常温で固体、お湯で溶けることが、いかにも面白いし、さまざまな実用的な使い道、例えばスプリンクラーの感熱材料に使われているらしい。
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