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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2011年11月26日 (土)

矢の加速度

矢の射出時の最大加速度は簡単に計算できる。

mα=Fから求めるが、弓の強さ(張力)はポンド重で表示されているので単位換算が必要である。簡単のため総てMKSA単位系に変換する。

私の弓の強さは37Lbs=164.5N

矢の重さは17g(0.017kg)

したがって、

加速度α=9675m/s^2となる。再び重力加速度で割り、約1000Gが矢にはかかる。

私の弓の効率は90%程度だから、1/2*矢速^2×矢の重さから55ジュール程度のエネルギーが蓄積されている。

したがって、矢を番えないでフルドロー&リリースする(ドライショット)と、複合弓のカムシャフトが破損する。

過去2回、不注意でやってしまった。その都度、販社で部品交換してもらうことになる。

複合弓は(コンパウンドボウ)はこのようなドライショットに耐えるようには設計されていないのだ。ドライショットをすると複合弓のカムシャフトなどが変形・破損する。

英文の取扱説明書をよく読むと、矢の最少質量が規定されているようだ。

弓はドライショットをすると、蓄積されたエネルギーをリムや弦などで消費するしかない。リカーブボウでは、矢を射出した瞬間に弦が切れることが多い。矢はそのまま綺麗に飛ぶが、数ジュールのエネルギーが弦で消費されるので、フルドローではなく矢を射出した直後に弦が破断するのだ。

次には、矢の着弾の際の試算をしてみるつもりだ。矢速と畳に刺さる深さが判れば計算できる。

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