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  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2011年11月24日 (木)

正確な波形図

アナログ電子回路では、説明を判りやすくするには波形図が不可欠である。波形図を目的に沿う形で正確に表現することは案外難しい。

アナログエンジニアの本では、原理説明の場合には寄生素子を少なくしたモデルを使って元図をSPICEで作成する。その波形を加工して作図している。

寄生素子の影響を示す場合には、過去に自分が見た特徴点が明瞭になるような定数、寄生素子を入れて、若干強調した波形図を同様に作図する。

場合によっては、回路を実際に作成しオシロスコープ画面を写真として示すこともある。

正確な波形図はそれなりの環境をもち、手間をかけなければ作成できないものである。

波形図が不正確な本は、正確に図が書ける環境がなく、努力もしていないことをうかがわせる。自分が著者になった現在、不正確な図がもつ意味をしみじみ感じている。

きちんとそれなりの計算をしなければ、その図はどこかで矛盾をもつ。定量的検討に耐えないのだ。

私はまず回路図を作成し、意図する波形図や入出力関係図を計算で生成している。そして、本の原稿とは別に、詳細な解析条件を別ファイルで残すのが常である。無断流用すれば、細部の波形などから、どの図を流用したかはすぐわかる。これも著作権管理の一環である。

逆に、類似の図を参考に見たときには、できるだけ、その図と違う条件で作図するように心がけている。他人の著作権を侵害しないためである。

回路本の良否はまず図表や波形図の正確性・見やすさがポイントであろう。文章はそのあとについて来る。

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