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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2011年12月 3日 (土)

照準器の設定

Img_1255 写真はアナログエンジニアの照準器。×3のレンズ付き。

アーチェリーの競技ではベアボウを除いて、照準器の使用が許される。複合弓:コンパウンドボウではレンズ付き照準器も使用できる。

目から照準の位置までの距離をX[m],、競技距離をL[m]とし、的での着弾中心の誤差をΔ[mm]とする。

動かす方向は着弾中心方向である。これは誰もが知っている。

照準器を動かす量y[mm]は

y=(L/X)*Δ となる。

例えば競技距離L=70m、X=0.7mとすればΔ/100が動かすべき量である。

着弾が3時方向、7点と6点の境目であれば、Δ=(144÷20)*4[cm]≒290[mm]なので,

照準器を右に2.9mm動かせばよい。

同じ条件で6時方向に着弾するなら、照準器を2.9mm下げる。

簡単な幾何学の問題であるが、この計算を暗算でできれば一発で照準調整が可能である。

アナログエンジニアは体力の回復とともに、狙いが安定してきたので良い射の時の着弾位置で照準を調整している。

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