通信技術指導
情報通信網が発達した現在、写真も手書き書類も回路図も、設計書も通信回線で送受できる。
ほとんどの場合、リアルで技術指導をする必然性はないとアナログエンジニアは考えている。
むしろ、お互いに情報を咀嚼して検討する時間が取れるので、無駄な時間を費やすこともない。リアルで面談するための往復の時間も節約できる。加えて、正確な情報交換もできるのだ。
アナログエンジニアは通信技術指導は可能と考える。成功実績もある。
私の生業である技術指導/コンサルト業は通信によるオフライン技術指導にその軸足を移しつつある。私にとっても、長期にわたり日程を縛られることも少ない。
外国との技術指導も通信技術指導なら、容易に、言葉の壁を乗り越えることが可能である。
このような形態の技術指導が成立するには、お互いの信用、特にクライアントから私への信用が得られることが重要である。
最初の1回は、責任者とリアルで面談し自分を評価していただく必要がある。
その1回目の出会いが勝負の分かれ目なのだ。
技術士としての私は、少なくとも、その出会いをクライアントとの有益な時間とするために十分な準備をしてきている。
そして、出会いのきっかけはリアルでのコンタクト、インターネット、知人の紹介など実にさまざまである。
今、私は独立エンジニアになって良かったとしみじみ思っている。
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