φ84mmの主鏡
主鏡径φ84mmだが、面取りをしてあるので実質はφ82mm位だろう。焦点距離は760mm、主鏡の厚さは19mm青板ガラス、まあまあの厚さ。斜鏡はφ22mmと小さい。
いずれも、コーティングされているので今も、アルミ蒸着面は健全である。
反射望遠鏡としては最も小さい部類だろう。
それに斜鏡径も主鏡の約1/4と相対的に小さい。
ニュートン式の主要部品。斜鏡が小さいので直焦点撮影には不向き。
この望遠鏡でも条件の良い時には、木星の縞が5-6本見えた。土星はカシーニの輪の隙間が観測できる。
もう、主鏡の押しねじ、引きねじは散逸したので、引きねじとスペーサで光軸調整してあったが、案内望遠鏡がきちんと固定できないので、買い替えることとなった。
この望遠鏡に自作の明視野ガイド用接眼(ケルナー形暗視野十字線+自作照明)を付けて、F5、f=600mmの自作反射カメラで3シーズンほど撮影した。
止せば良いのにアルミの6角鏡筒にしたこと、合焦機構にP社のヘリコイドを使いカメラはO社製と言う組み合わせ。カメラアダプタは改造品。今もなお、M42、バラ星雲、スバルの銀塩写真が残っている。
スキャンしてデジタル化画像処理したら見違えるよに美しくなった。
今度は、北極星の見えない自宅の庭で、星雲撮影をやってみたいな。
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