ルーペによるマクロ撮影
写真はルーペと安物のコンパクトデジカメで撮影した超マクロ撮影像。
被写対象は、10.5ポイントのインクジェットプリンターで普通紙に印刷した英文原稿の一部。
アナログエンジニアの専門分野のキーワードの一つであるひずみ ”strain”の文字の一部が見える。
使用したルーペは10倍の¥1400のもの。特別な機材は使っていない。
3脚はごく普通のカメラ用のもので、あり合わせの台にルーペをセロファンテープで貼りつけだけ。
こんな機材で、ここまでの超マクロ撮影が出来る。
最高を望まなければ、何も高額な機材を使う必要はない。
今の研究者、エンジニアの多くは高額な機材を欲しがるけれど、少しの工夫で種々の事が出来る。私は、最高の機材は普通使わない。仕事においても、趣味においてもだ。
工夫するにはそれなりの道具に対する知識がなければならないし、写真のような撮影が出来なければ、最高級の機材を使える筈がない。
企業や大学の研究者で、ルーペ一つで、実体顕微鏡に近い画像を撮る技術を持つ方はそう多くない。
そこに、多くの無駄が発生していると思う。今日は雨。
室内でできる科学の世界を今日はゆっくり楽しもう。
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電子回路ネタ忘れた訳ではありません。本の著者校正でどっぷり回路図を見ていたので気分転換です。
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