著者校正
昨日の夕方に、出版社から最終著者校正用のゲラが届いた。幸い、今日はフリーな時間が取れるので、まる一日、校正作業が出来るだろう。
本文は約240ページ。アナログ回路の単独著なので、一人作業での校正。この春、世に出る筈だ。
初校での修正箇所を昨晩抜き取り方式でチェックしてみたが、意図する通りに訂正されている。指示した修正箇所にはチェックマークも付けられている。
頁Noは既に付いている。最終著者校正では、行の増減を伴う変更はできないが、その必要もないだろう。
奥付にはISBNコードも既に割り振られている。
技術書では、一番勉強する読者は著者自身でもある。アナログエンジニアは少なくとも自分がしっかりと流れに沿ってすぐ理解できることが、本の著作ではもっとも大切な事の一つだと思っている。
そして、プログラミングをするように、記述の流れを構成する。
図表込みで、20万字程度の情報量だ。
最後の著者校正、今度で9回目の作業。自分のミスし易い箇所、編集者の見落としやすい箇所、製版屋さんの間違いやす箇所はもう判っているので、後は著者校正らしく、参照箇所などの丁寧にチェックして行くだけだ。
最終著者校正が終われば、著作は自分の手を離れる。
今度の本は、自分も頻繁に使うことになるだろう。
本のカバーのデザインは当然、著者には知らされないが、こんなデザインはご勘弁をと言う程度は伝えてある。
さあ、最後の仕上げに取り掛かるぞ!!!
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