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  • 単独著
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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2012年2月11日 (土)

日本語の文章

日本語は、曖昧にも、正確にも書ける。

主語を省略することが多いので、主語を強く要求する英語などに訳する時には、そこをまず明確にしなけらばならない。日本の一般的な文章や話言葉では、主語を省略しても、その場の雰囲気で、主語を判別し易いからである。

その他、形容詞や副詞のかかり受けも、少し複雑な構文だと曖昧なままで不自然さを感じないのも日本語の特徴か。

アナログエンジニアは曖昧な文章も紛れの少ない文章も短時間で書くことが出来る。

しかし、技術・学術では、明解な紛れのない日本語の文章が必要だ。そして、したがって、しかし、などの接続詞は必ずしも必要は無いと思う。

文章が比較的短く、論理が明快であれば、少ない接続詞で正確に意図は伝わる。

曖昧にしたければ、だらだらと、主語がなく、かかり受けの明白でない、一文が長い文章を書けばよいのである。

口で言うのは簡単だが、実践するとなるとそれなりの訓練が必要でもある。

会話を録音して聞いてみれば、その曖昧さは良く判る。

そして、親しい間柄でも、文意、あるいは話す言葉を正確にして会話している訳ではないのだ。

曖昧な文章は、自分の理解できる文法の違う言語にどの程度自動翻訳できるかで、かなり判別がつく。

そんな曖昧な文章、会話が成立しやすいのは、他言語を使う機会の少ない日本の国の特徴だったかも知れない。これからの国際化時代、明解に話す訓練がまず必要になるだろう。

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随想」カテゴリの記事

コメント

私の場合、引越しが多いので言葉の違いはよく感じます。
多分、周囲に自分達以外がどれくらいるかによって、変わってくるのでしょうね。
厳格な言葉を使う必要が多くなるから。

東京と大阪を比べても、大阪の方がかなりあいまいな感じがします。

元二階澄香さん こんにちは。
大阪の方が口数は多いけど、言葉は雰囲気で、勢いで話すと思います。

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