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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2012年2月 1日 (水)

豊かな社会

「ゆたかな社会」の事を思い出した。この本は、1960年に邦訳されたものを読んだ記憶がある。J.K.Galbraith。現在も岩波文庫版で手に入る筈。アナログエンジニアは、人の数だけ、各人が思い描く豊かな社会があると思っている。

いまは、2世代位前のスーパーコンピュータ並みのPCが机の前に存在する時代だ。

私の机には、それぞれ円周率104万桁を17秒で計算できるPCが存在する。

こんなに数値計算コストが下がった時代は、かって存在しなかった。使い方の基礎とモデルの限界をわきまえているならば、豊かな技術世界の時代である。部品のデーターシートもインターネットを経由すれば、簡単に手に入る。情報をより分けられる判断力と、系統だった知識、そして、その知見を元にして自分が見た現実の課題とを照査すれば、短期間で多くの技術的課題に対処する技量を取得することが出来る。

それを可能にするには、良い本による系統だった勉強と、それを読むに必要な最低限の理科と数学の能力だろう。高校数学と物理・化学などを取得しているなら、次第に専門書を素早く読めるようになる。

よきアナログエンジニアになるには、早い時期に、良い本で徹底的に基本となる技術・手法を学ぶべきだろう。アナログ回路の実務ではhFE以外のhパラメータはまず使わない。しかし、今も多くの大学の電子回路では、hパラメータを使った4端子網による解法を教える場合が多い。しかし、トランジスタのデーターシートには極一部の例外を除いてはhパラメータのデータは記載されていない。hパラメータを使うなら自分でデーターシートからパラメータ値を計算する能力が必要だが、その計算法は稀にしか記載されていない。

実務でのトランジスタは、大振幅動作を考慮するので、多くの場合、hパラメータでは電流依存性が高いので、もっと簡単に広い範囲で成立するモデルを使うのだ。

また、エミッタフォロワはまともなhパラメータ解析が困難である。

いつも疑問に思うhパラメータ。

より高周波、小振幅ではSパラメータ解析が行われる。

学者の書いた、それもかっての大御所2人の流れをくむ書籍には、知恵がないと思う。

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