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  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

専門とする事項

  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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  • 岡山 努: アナログ電子回路の基礎と入門!これ1冊

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2012年3月12日 (月)

アナログとデジタル

「アナログは機器の基本性能を決める。デジタルは機器に芸をさせる。」 これがアナログエンジニアの基本的スタンスである。

アナログと言っても、範囲は広い。

センサ絡みの精密アナログ電子回路では、自然界=物理化学現象と深いかかわりをもつ。そして、センサは千差万別と言われるように多種多様であり、その信号処理回路技術もまた多様である。

高周波アナログ回路技術は無線やレーダ装置に深いかかわりを持ち、センサとも言えるアンテナの技術と密接な関係がある。

最近、入手した機材のなかに、「遠ざかる物体」を測定できるレーダードプラ-式のスピードガンがある。「遠ざかる物体」を測定できることは、対象物をより安全に、しかも至近距離から計測できることを意味する。しかも、個人で無理なく買える価格帯である。

アーチェリ-の矢速を昨日、射場で計測してみた。km/hで表示されるが、秒速に換算すると、リカーブボウの方で50-55m/s、複合弓では、70m/s台。

このスピードガン、製造元のHPにも記載されていない新型で、原理は野球のピッチャーの投げるボールを測るやり方と基本的には同じものだろう。

使っている波長は約12mm、この周波数帯に計測用レーダーの帯域割り当てがある。

昔は、発振することすら難しかった周波数帯、それが、コンシューマユースにも低価格で投入されてきている。このような機材を使えば、ボールを扱うスポーツや和弓や洋弓の科学的トレーニングに必ず役立つであろう。

こんな時代になって来ているのだ。誰もが科学の恩恵を受けられる時代だが、その活用には科学知識が当然必要になる。

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