あこがれの天体望遠鏡
写真は、8インチ、シュミットカセグレンタイプの鏡筒。米国CELESTRON社製。後ろに少し見えている鏡筒はφ130mm、F5のニュートン反射望遠鏡。
こんな大口径の望遠鏡を自分が使える時代が来るとは、思っていなかった。
f=2000mm、F=10、やや長焦点である。
昨日、雲の切れ目から無理をして、月を見た。
付属の25mm接眼レンズでは倍率が高すぎて月の一部しか見えなかったが、その鮮鋭な像に感動した。
初めてみる大口径望遠鏡での視界。そして、ニュートン反射式では得られない、視野周辺部まで鮮鋭な像を結んでいる。
ついでに、木星と金星に望遠鏡を向けた。既に、西空に低くなっており、気流の状態(シーイング)は良くなかったが、木星の輪郭はシャ-プ、今日はガリレオ衛星は凸凹に並んでいた。
金星は眩しすぎて、見づらかったが、三日月状になっている様子は判った。
アナログエンジニアは過去、写真撮影中心だったが、これからも、天体撮影に挑戦するつもりだ。とくにメシエ天体をカラーで撮影したいと思う。
4月になれば、暗い夜空を求めて、観測スポットに行くつもりだ。大口径の望遠鏡ほど、その最高性能を発揮できる気象条件は少ない。
私は基本的に反射式を好む。コストパフォーマンスが高く、口径の割に軽量だからである。どこまで、機材を使いこなせるかは、今後の成り行きである。
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コメント
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知恵袋のご回答本当にありがとうございました。シュミットカセグレン 私も欲しいです。
投稿: | 2012年3月 4日 (日) 14時03分