座標軸
昨日は暴風雨だった。気象現象を含む時系列的なデーターは遠い過去から、現在へと得られる。そして、その外挿により人は未来を予測する。
信頼性データは、ほとんど完全には得られない欠落のある情報である。まして、粒子の照射により材質が刻々変わる構造物では、その構造物で生じえる現象を完全に予測することは不可能に近い。それを予測可能と称するなら、欺瞞と言いきって良いだろう。
種々のプラントや産業用途の計測記録の多くは、折り畳み記録紙上に記録される。
畳んだまま横から見れば、ロングスパンの推移を圧縮して一目でわかる。
広げてみれば、その詳細が判る。
そのトレンドを外挿すれば、近未来を推測できる。
特別なものとしては、気象予報データは3次元空間のX座標を、ふつう西から東にとる。西は近未来!
工学においては、予測しえないものと予測しえないものがある。予測しえない、ある「事象」が生じないなどという学者の言葉など聞く意義を感じない昨今である。
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