スピードガン
アナログエンジニアは国内検定済みのスピードガンを保有している。念願であったアーチェリーの矢の速度を直接測定するために購入したもの。特徴は、「遠ざかる物体」が測れることだ。
野球、テニス、バレーボールなどの大きくない物体は16-177km/h、車などの大きい物体は16-322km/h(4.4-89.4m/s)がカタログ上の計測範囲。
測れないリスク覚悟の上で、アーチェリーの矢の速度の測定に使った。至近距離から射手の後ろから計測。
レーダードプラシフトのピーク値を測る方式で、「遠ざかる物体」負のドプラーシフトのピーク値を測れるところがミソ。
Bushnell社製で国内検定を受けたもの。
照準器の変化から逆算した値の方が1-2m/s高速に出ている。私の間接測定は高校物理を利用して風による減速を考慮しない計算なので、低めに出るのではないかと思っていたが、スピードガンによる計測の方が低めだった。10人近くクロスチェックしたのでまず間違いないだろう。
こんな機材が個人でも手に入る時代になった。おそらく内部には、高周波対応のアナログLSIとデジタルICが搭載されているだろう。
後方から測定できいるので、種々の用具スポーツでコーチがラケットなどのスイングスピードなどを測定し、選手の指導に生かせるのではないかと思う。
このような近代技術の活用は今後のスポーツ界の指導技術にも早い時期から取り入れられることを望む。
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